2024.04.03

スタッフインタビュー

訪問看護師 矢山 利規子

訪問看護ステーションあゆみは現在4名の看護師と1名の作業療法士、計5名のスタッフで運営しています。今回は、昨年の8月からあゆみで訪問看護師をしている矢山さんにインタビューを行いました。

訪問看護ステーションあゆみで働き始めたときの印象はどうでしたか?

私は総合病院の病棟で5年、その後は約10年間外来で勤務をしていたため、あゆみに配属された当初は清拭(せいしき)や入浴介助が久しぶりでとても緊張していました。また、訪問看護は基本的にひとりで利用者さんのご自宅に伺うため、自分で判断しなければならないことが多く、私には無理かも……と思っていました。

そんな不安いっぱいな状態だったからこそ、先輩方のサポートや利用者さんの笑顔がより嬉しく感じられ、今は「看護師になってよかった。」と思う瞬間がたくさんあります。

どんなときにやりがいを感じますか?

 先輩方は利用者さんの状態を分析・判断・情報共有するまでのスピードがとても早く「かっこいいな。自分もそうなりたいな。」と学びと刺激の多い日々を過ごせています。また、訪問先で「待っていたよ。」と迎え入れてくださるときや「ありがとう。」と言ってもらえたときにやりがいを感じます。

あなたの強みは何ですか?

皮膚疾患ケア看護師と在宅(じょく)(そう)管理者の資格を持っていることです。

とくに皮膚のケアや爪切りが得意です。皮膚トラブルなどの際には主治医と連携し、ご家族でもできる処置の仕方をご提案できます。

※褥瘡…一般的に「床ずれ」と言われる。寝たきりなどによって体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうこと。

今後、訪問看護師としての目標は何ですか?

利用者さんやご家族の方々にとって“信頼される存在”になることです。

持っている資格を活かして技術を向上させていくだけでなく、自分ひとりではできないことも医師や栄養士さんなど多職種の方と連携を深め、利用者さんの心の支えとなれるような訪問看護師になりたいです。