自宅で最期まで自分らしく「ターミナルケアについて」
最期まで自宅で過ごしたい、過ごさせてあげたい。
多くの方がそんな希望をもっておられるのではないでしょうか。しかし、本人が辛そうなときはどうしたらよいのか、本当に家族だけでみていけるのかと不安に思われることもあるかと思います。 訪問看護ステーションあゆみでは、ご本人・ご家族の意思を尊重した「ターミナルケア」を行っています
ターミナルケア
老衰や病気の進行等により余命わずかになった状態をターミナル(終末期)といいます。
ターミナルケアは「最期を住み慣れた自宅で迎えたい」という本人やご家族の希望をもとに行います。残された余命を平穏に過ごすことを目的として、本人の意思や尊厳を尊重し、心穏やかに過ごせるよう、生活の質を保つために行われるケアです。
具体的なケアの内容は、
・身体的・精神的苦痛の緩和
・日常生活の援助(入浴介助やおしめ交換など)
・精神的サポート
・本人・ご家族・医療スタッフや在宅支援スタッフとの連携
などがあります。
今までと同じ生活環境で過ごし、家族と一緒にいられることで、その人らしい最期を迎えることができるのではないかと思います。
あゆみにできること
不安なときは24時間相談受付、体調の変化に合わせて訪問させていただくこともできます。
また、自宅で最期を迎えることに迷われ、途中で入院を希望されることもあります。そんな場合には主治医と相談し、病院ソーシャルワーカーへの連絡・相談・情報提供をしっかり行っています。
利用していただいた方の中にも「こんなサービスもあるんですね、知らなかった」と話される方が多くおられます。皆さまに「ターミナルケア」を知っていただき、訪問看護の活用を選択肢のひとつとして考えていただければと思っています。
お手紙をいただきました
![](https://smc-seifukai.or.jp/office/wp-content/uploads/2024/06/R6.png)
あゆみでターミナルケアを行っていた利用者さんのご家族からお手紙をいただきました。
過分なお言葉をいただき、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです!