2024.08.01

「おかやま糖尿病サポーター研修会」に参加しました

岡山県では地域に密着した病院や施設で働くメディカルスタッフに、糖尿病療養指導の知識と技術を身につけてもらう事を目的として「岡山糖尿病サポーター」を認定する制度が開始されています。あゆみの利用者さんの中にも糖尿病を患っておられる方がいらっしゃいます。糖尿病の悪化により重篤な合併症を発症する事もあり、日頃の生活状況や病状の変化に注意して関わらせていただいています。今回の研修では、実際に血糖測定やインシュリン注射を行いました。

血糖測定時の勉強中

小さな針を指に刺します。血糖測定では当たり前のことですが小さな針でも痛いものは痛い!患者さんの気持ちを改めて理解しました。また、針の種類や刺す位置、血液をとるポイントを教えてもらいました。おかしいな?低血糖?と思った際にすぐに測定行えるように、技術を習得しました。

インシュリン注射の勉強中

針の装着方法、刺す位置、刺し方等、利用者さんに指導する際に気をつけておかないといけないポイントを再確認することができました。

糖尿病の治療は、薬剤療法とともに食事や運動等の生活習慣にかかわる必要があり、ご本人を中心に医師やメディカルスタッフが療養生活を支援していく事が重要となります。訪問看護ステーションあゆみでは、薬や注射の管理が難しい場合、患者さん一人ひとりに合わせた方法で支援をしています。

今回の研修を通して、より糖尿病への理解を深めることができました。これからも“糖尿病とともに自分らしく生活する”利用者さんの思いに寄り添い、支えになりたいと思っています。