2024.12.02

訪問リハビリの様子

訪問看護ステーションあゆみには作業療法士が在籍しており、「専門的なリハビリが必要だけど施設へ通うことが難しい」といった方を対象に訪問リハビリを行います。今回はその様子をご紹介します。

(けい)(つい)の手術をされたあと、足のシビレや筋力の低下で悩まれていました。入院中のリハビリで歩行器を使って歩けるところまで回復されました。

退院後、自宅で奥さまとリハビリをされていましたが「入院中は毎日リハビリがあったけど、退院してから段々と力が落ちている気がする。怖くなった。」と不安なことを話してくださいました。

「もともと全盲で視覚障害があるため、集団でのリハビリは難しい。」ということと「外を一緒に歩けるようになりたい。」という希望を聞き、訪問リハビリを開始しました。

週に1回一緒にリハビリを行い、その他の日は自主トレを頑張られました。頑張りすぎて疲労感が強くなる日もあるくらい一生懸命取り組んでくださり、訪問毎にできることが増えていきました。リハビリを行う中で「ケアマネージャーさんと一緒に外を歩きたい。」と話され、杖と誘導で歩けるまでに回復。先日、ケアマネージャーと一緒に念願の外へお散歩に出かける事ができました。

秋晴れのもと、ひとやすみ。「うれしいな~。」と満面の笑みです。

歩幅やタイミング、坂の傾斜、道の様子などを声掛けしながら行いました。