2024.09.01

健康は足元から!足底アーチ機能訓練

私たちは普段何気なく歩いていますが、加齢とともに足底アーチの機能が低下している可能性があります。直接的に影響がなくとも間接的に膝や腰に影響を及ぼし、膝痛・腰痛の原因になることも…。今回はそんな足底アーチ機能を低下させないための運動をご紹介します。

足底アーチとは?

足には横アーチ・内側縦アーチ・外側縦アーチの3つのアーチがあります。この足底アーチには立つ・歩く際に必要な要素が含まれています。

足底アーチの主な役割

  1. 衝撃の吸収(クッション)
  2. 身体の支持とバランスのコントロール
  3. 歩くときの推進力

足底アーチがあることで、体重がかかったときの衝撃吸収と力の伝達ができ、体重を分散させることで足への負担を減らしています。

足底アーチを鍛えるトレーニング

足のグーパー運動(20回)

足の指でグーパーを繰り返す

タオルギャザリング(20回)

かかとは浮かさないように両足の指を使ってタオルを手前に手繰り寄せていく

片足かかと上げ運動(20回)

①壁に両手をついて片足立ちをする。

②膝は伸ばしたまま、かかとをゆっくり上げてゆっくり下ろす。

※外反母趾・足趾の変形・関節リウマチがある方は悪化する可能性があるため実施しないでください!

リハビリセラピストからのコメント

9月といえど暑い日が続きます。暑い中ウォーキングをするのが億劫な方はまずは涼しい家の中でできる運動からしてみませんか?足のアーチの崩れを防ぎ、体への負担が少ない歩行へと繋げていきましょう。