止まらない咳|百日咳の症状・原因・予防について解説

2025.09.01

今年に入ってから急速に感染者数を伸ばしている「百日咳(ひゃくにちぜき)」。この記事では、百日咳が実際にどんな症状なのか、どう対策したら良いのかを詳しく解説いたします。


目次


百日咳ってどんな病気?

百日咳は、ボルデテラ・パータシスという細菌による呼吸器感染症です。名前の通り、長期間続く咳が特徴で、子どもだけでなく大人もかかる病気です。特に乳児や高齢者では重症化することもあるため、注意が必要です。


症状と経過

  • カタル期(約2週間)
    風邪のような軽い咳や鼻水から始まります。徐々に咳の回数が増え、強くなっていきます。
  • (けい)咳期(がいき)(約2~3週間)
    特徴的な発作的で激しい咳が続きます。咳き込んだ後に「ヒュー」という音を立てて息を吸い込むことが多く、夜間に悪化しやすいのも特徴です。
  • 回復期(2~3週間)
    咳の発作が徐々に減り、全体の経過は2~3か月に及ぶこともあります。大人の場合は典型的な咳発作がみられず、長引く咳だけが続くこともあります

感染経路と広がりやすい場面

百日咳は飛沫感染(咳やくしゃみのしぶき)や接触感染(菌が付着した手で口や鼻に触れる)で広がります。人が密集する場所や、家庭・職場・学校などでの長時間の接触が感染リスクを高めます。また、ワクチン接種から時間が経つと免疫が低下し、再び感染することもあります。


治療方法

治療の中心は抗生物質(主にマクロライド系抗菌薬)です。早期に治療を始めることで、菌の排出期間を短縮し、周囲への感染拡大を抑えることができます。ただし、咳そのものは治療後もしばらく続くことがあります。


予防方法

  • マスクの着用や咳エチケットの徹底
  • こまめな手洗い
  • 室内の換気
  • ドアノブやテーブルなどの消毒

ワクチン接種も重要ですが、免疫は時間とともに低下するため、特に乳児や高齢者、基礎疾患のある人がいる家庭では注意が必要です。


判断が難しい場合や来院が難しい場合

長引く咳に関する病気

長引く咳の原因が何なのかわからないという方はこちらの記事をご覧ください。

🔗[症状からわかる病気|長引く咳]

オンライン診療の活用

  • 咳が続いているが、受診するほどなのかわからない
  • お子さんがいて病院へ行く時間が取れない

咳が続いていて上記に当てはまる方は、ぜひオンライン診療をご活用ください。かかってしまうと長く続いてしまう百日咳は、日々のケアや予防がとても重要です。オンライン診療で医療をもっと身近に感じていただき、お気軽にご相談いただければと思います。

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まとめ

  • 百日咳は、ボルデテラ・パータシスという細菌による呼吸器感染症。
  • 乳幼児や高齢者は重症化するリスクが高いため、注意が必要。
  • 主に飛沫感染や接触感染で広がる。ワクチンもあるが、手洗いなどの基本的な感染症対策が大切。

百日咳は「ただの風邪」と思われがちですが、長引く咳や重い合併症を引き起こすこともある感染症です。咳が長引く場合は早めに医療機関を受診し、適切な治療と感染対策を心がけましょう。


参考資料

🔗[厚生労働省ホームページ]

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