施設の特徴
くもん学習療法
脳の活性化が科学的に認められた学習療法

高齢者に対するくもん学習療法は、一般的に子どもの学習支援で知られる「公文式」を応用し、高齢者の認知症予防や認知機能の維持・改善・心身の活性化を目指す取り組みです。認知症予防や介護施設での活動としても広く活用されています。
くもん学習療法とは
くもん学習療法は、読み書きや計算といった簡単で繰り返し行える学習課題を通じて、高齢者の脳の活性化を図る方法です。
この療法は、以下の効果を期待して開発されました。
- 認知機能の向上
→ 記憶力や判断力の改善、脳の働きの活性化 - QOL(生活の質)の向上
→ 学習を通じた成功体験による自信の回復 - コミュニケーションの促進
→ 学習療法を通じた介護職員や家族との交流
特徴
- スラスラ楽しくできるレベルの「読み書き・計算」教材と「磁石すうじ盤」を⾏います。
- 「読み書き・計算」教材は、脳科学理論に基づきKUMONが開発した高齢者専用オリジナル教材です。
- 研修を受け、学習療法実践士の資格を持ったスタッフとコミュニケーションをとりながら⾏います。
- 学習は、1回20分~30分です。
- 効果を高めるために、入所施設では週5回を基本として3回以上、通所施設では原則として全開所日に学習時間を設定し、通所日に学習します。

期待される効果
認知症予防・認知機能維持
- 学習を通じて脳の血流が増え、脳の活性化が期待されます。
- 実際に、軽度から中等度の認知症の進行を緩やかにする効果が報告されています。
情緒の安定
- 簡単な問題に取り組むことでできることの喜びを感じ取り、達成感を得られます。
- 気分が安定し、認知症の軽減が期待されます。
生活意欲の向上
- 学習を通じた日々の目標が生まれ、生活への意欲が増します。
導入施設の事例
くもん学習療法は全国の介護施設やデイサービスで取り入れられています。以下のような成果が報告されています:
- 認知症患者の表情が明るくなり、会話が増えました。
- 着替えや食事など、日常生活動作(ADL)が改善しました。
- 学習を通じてスタッフや他の利用者との交流が活発化しました。
くもん学習療法は、高齢者一人ひとりの能力に寄り添いながら、認知機能の維持や生活の質(QOL)の向上を目指す有効なアプローチです。介護施設や在宅介護の場面で、リハビリの一環として導入することができ、利用者の生きがい作りにもつながります。