食欲の秋!9月は「食生活改善普及運動」期間です
2024.09.01これから秋を迎え、食への関心が高まる時期ですね。健康で長生きするためにも、これを機に食生活の見直しをしてみませんか?
厚生労働省は毎年9月1日~30日までの1か月間を「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動」の期間として全国で普及啓発活動をしています。
令和6年度の食生活改善運動は「食事をおいしく、バランスよく」が基本テーマとなっています。具体的に「バランスのよい食事」とはどんなものなのか、改めて確認してみましょう。
主食・主菜・副菜は健康な食事への第一歩
若い世代を中心にバランスのとれた食事がとりにくくなっている状況が見られます。忙しいときはさっと食べられるパンやおにぎり、丼ものや麺類で済ませてしまう方も多いかもしれません。多様な食品から身体に必要な栄養素をバランスよくとる秘訣は、毎日の食事で主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることです。
- 主食…ごはん、パン、麺類などで、炭水化物を多く含み、エネルギーのもとになります。
- 主菜…魚や肉、卵、大豆製品などを使ったおかずの中心となる料理で、たんぱく質や脂質を多く含みます。
- 副菜…野菜などを使った料理で、ビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含みます。
毎日野菜を+1皿
大人が1日に必要な野菜の摂取量は350gです。これは日本人の平均摂取量にもう1皿加えた量に相当します。いつもの食事に+1皿、野菜を追加することを意識してみましょう。
おいしく減塩、1日マイナス2g
日本人の食事摂取基準では成人男性7.5g/日、成人女性6.5g/日が塩分摂取の目標量です。加工食品や外食などの影響もあり塩分の摂取量が増えていますので、現在の摂取量から-2gを目標に減塩に取り組みましょう。調理の際は、だし・柑橘類・香辛料等を使うことでおいしく減塩することができます。外食の際は、栄養表示を確認して目標量を超えないように意識してみましょう。
毎日のくらしwithミルク
20代~30代の3人に1人が牛乳・乳製品を摂っていません。カルシウムとたんぱく質がバランスよく含まれているため、1日1杯(200ml)を目安に普段の食事に取り入れてみましょう。牛乳が苦手な方はチーズやヨーグルトで代用するのもおすすめです。
当クリニックでは、管理栄養士による栄養相談を行っています
3日間の食事内容を記録していただき、管理栄養士がお食事や栄養についてアドバイスします。献立の検討や栄養補助食品のご紹介、コンビニ食でできる栄養摂取について等、お一人おひとりに寄り添ったご提案をいたします。
- 自分の身体に合う食事を知りたい
- 健診で指摘されてしまった
- 体重が急に減った/増えた
- 普段の食事をチェックしてほしい
- 家族みんなで健康になりたいが、いつも同じ献立ばかりになってしまう
こういったお悩み・疑問をお持ちの方は、ぜひ医師または看護師までご相談ください。
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