その頭痛、どっち?緊張性頭痛と片頭痛の見分け方

2026.04.01

頭痛に悩まされる方は多く、ひどくなると仕事や学校に行くのがしんどくなることもあります。
今回は、命にはかかわらないけれど日常的に悩まされる頭痛、特に「緊張性頭痛」と「片頭痛」について触れたいと思います。

1.筋肉の凝りが影響する頭痛「緊張性頭痛」

●特徴:最も多い頭痛のタイプです。無理な姿勢の維持や長時間のデスクワークによって、頭や首回り、肩の筋肉が緊張して血流が悪くなることが原因で起こります。スマートフォン操作やタブレット学習の機会が増え、最近ではお子さんでも悩んでいる方が多くおられます。体の疲れや精神的なストレスも頭痛を悪化させる原因となります。鈍い頭を締め付けるような痛み、重い痛みが徐々に始まり、数時間から数日続くことがあります。

●予防:首や肩のマッサージをして血行を良くする、長時間同じ姿勢を取らずこまめに休憩・ストレッチする、ストレスを改善する、など頭痛の原因である習慣を改善するだけで良くなることも多くあります。

2.発作的に起こる辛い頭痛「片頭痛」

●特徴:脈を打つような強い痛みが起こり、一度発作が起こると、普段の生活ができないくらい辛くなることがあります。「なんとなく頭痛が来そうな予感」「目の前でチカチカしたものが見える」など予感や前兆が直前に生じることがあります。特徴として、吐き気が一緒におこる、体を動かすことで悪化する、普段は平気な音や光が苦手になるといったことがあります。

片頭痛を引き起こす、悪くする原因は、過労、気候の変化、食べ物(アルコール・チョコレート・チーズなど)、月経、カフェイン過多などがあげられますが、人それぞれで多岐にわたります。まずはご自身の誘因や悪化原因を把握し、それらを避けることが予防の第一歩です。

●予防:不規則な生活をしない(暴飲暴食をしない・空腹を避ける、睡眠不足・寝だめを防ぐ)、過労を避ける、カフェインの多いものを取りすぎないこと

■この記事を書いた先生
 湯郷ファミリークリニック 

 秋田 理恵 先生

コメント:今回は、頭痛の原因となる他の病気がない頭痛「緊張性頭痛」「片頭痛」を取り上げましたが、何らかの他の病気が頭痛を引き起こしている場合もあります。ご心配な場合やお困りの際には一度医療機関でご相談ください。

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