診療科・部門

放射線科

当院では最新の機器を導入しています。撮影画像はすべてデジタルで画像管理することで、モニター診断による患者さんの待ち時間短縮に貢献しています。

レントゲン撮影

デジタル処理により、極めて高精度のX線画像診断システムを導入しており、次のようなメリットがあります。

  1. コンピューターによる画像処理により、軟部から骨部まで豊富な診断情報と安定した鮮明な画像が得られます。
  2. 撮影部位・目的で従来より少ないX線量で撮影することができますので、X線による被曝量を少なくすることができます。

透視撮影

透視撮影では専用のデジタル撮影装置で胃バリウム検査や嚥下造影検査を撮影します。胃バリウム検査ではバリウムを口から飲んでいただき、食道や胃・十二指腸の粘膜の様子を撮影します。 嚥下造影検査では造影検査食を嚥下(食)してもらい、検査食の流れと貯留状態、嚥下関与器官の動きをX線透視画像として観察、障害部位を判定したのち、貯留・喉頭 進入・誤嚥などの病態評価を行う検査をしています。 最新のデジタル撮影により低被曝を実現しつつ、より診断能力の高い画像を提供しています。

16列マルチスライスCT撮影

低被曝ながら全身を短時間に撮影することができます。最新の技術を用いて血管や骨の3D画像を作成したり、気管支や大腸の内腔を描出することができます。また、CT画像は放射線科専門医によるダブルチェックを行い、診断精度の向上を図っています。

骨密度検査

骨粗鬆症は、骨の強度が低くなって、軽い衝撃でも骨折を起こしやすくなる病気です。骨粗鬆症自体による症状はほとんどありませんが、骨粗鬆症の人が骨折を起こすと、 背骨の変形や腰痛が起こったり、寝たきりの原因になることもあります。骨折やそれに伴うさまざまな障害を防ぐために、骨粗鬆症は、「早く見つけ、早く治療を始める」ことがとても大切です。 骨粗鬆症は、閉経による女性ホルモンの変化などのホルモンのアンバランス、栄養のアンバランス、運動不足、他の病気や病気の治療薬などによって骨の代謝に異常が生じることで起こります。 当院での骨密度検査はX線を使用しない超音波方式です。被曝がないので高齢者や若年層でも安全に測定できます。また検査は片方の足を装置に乗せるだけ。1、2分で簡単に検査ができるので、患者さんに着替えをしていただく必要もありません。

放射線科-01
▲レントゲン撮影

放射線科-02
▲透視撮影

放射線科-03
▲16列マルチスライスCT撮影

放射線科-04
▲16列マルチスライスCT撮影

放射線科-05
▲骨密度測定